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福祉住環境関連の基礎用語

厚生労働省とは

 

厚生労働省は2001年1月、中央省庁再編に伴って
厚生省と労働省が再編統合して発足しています。

 

厚生労働省の任務は、国民生活の保障、及び向上を図り、
経済の発展に寄与するため、
社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上・増進、
さらに労働条件その他の労働者の働く環境の整備や職業の確保を図る事です。

 

また、引揚げ援護、戦傷病者、戦没者遺族、
未帰還者留守家族などの援護も遂行します。

 

NPOとは

 

NPOとは、民間非営利組織のことです。

 

ボランティア活動などを行う民間の営利を目的としない団体で、
財団法人、社会福祉法人、生協などがNPOに含まれます。

 

NPOの活動領域は、医療や福祉、国際協力、交流、教育、
人権、平和、災害救援など多方面に広がり活発化しています。

 

NPOの行う事業には、有償・有料による福祉サービスも含まれ、
事業によって得られた利益は、
その目的とする事業の発展のために用いられます。

 

介護支援相談とは

 

介護支援相談とは、デイサービスセンター、在宅介護支援センターなどで、
在宅の高齢者やその家族を対象に、
在宅介護を支援するために実施されている相談のことをいいます。

 

老人福祉法が1990年に改正され、
市町村が実施する「高齢者の福祉に関する相談」のうち、
特に専門的知識・技術を必要とする相談は、
老人デイサービス等の施設職員が実施できるようになっています。

 

カウンセリングとは

 

カウンセリングとは、心理学的訓練を受けた専門家であるカウンセラーが、
適応上の諸問題を抱えるクライアント(援助利用者、来談者)と個別に面談し、
適切な援助を行う過程の総称をいいます。

 

カウンセリングは、問題の性質やクライアントの不適合の度合いなどによっても
対処法が異なります。

 

知識や情報の提供、環境調整の助言が有効な事もありますし、
心理治療的接近が必要な場合もあり、さまざまです。

 

移乗動作

 

移乗動作とは、ベッドと車いす、車いすと便器、車いすと自動車というような
乗り移りの動作のことをいいます。

 

トランスファーともいいますが、
移乗動作は、高齢者や身体障害者にとって極めて行いにくい動作となります。

 

移乗動作には、適切な手すりや移乗台、介護リフト等が必要です。

 

ソーシャルワーカーとは

 

ソーシャルワーカーの正式名称は、
ソーシャルケースワーカーです。

 

ソーシャルワーカーとは、社会福祉の専門家として
社会福祉に関する高度な理論や技術を修得した人のことをいいます。

 

社会生活上で困難や問題を抱える人に対し、
社会福祉の立場から専門的名サービスなどの援助を与えるのが
ソーシャルワーカーで、
日本では、社会福祉施設の生活指導員をソーシャルワーカーと呼ぶ事もあります。

 

ソーシャルワークとは

 

ソーシャルワークとは、社会福祉の分野において用いられる
専門的名援助方法、活動の総称の事です。

 

つまり、援助を必要としている個人や家族を対象とする
個別援助技術(ケースワーク)、
家族やサークル、施設などでの小集団を対象とする
集団援助技術(グループワーク)、
福祉的課題を支える地域を対象とする地域援助技術
(コミュニティワーク)を、ソーシャルワークといいます。

 

ゴールドプラン

 

ゴールドプランとは、1989年、当時の厚生・大蔵・自治省が
21世紀のほんかくてきな高齢社会対策として策定した
「高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略」の事です。

 

ゴールドプランの中心施策に、
在宅福祉対策や施設福祉対策が盛り込まれ、
さらに99年度までの目標が掲げられました。

 

より一層の充実を図るプランとなるよう、
1994年には計画の内容を見直し、
「新ゴールドプラン(新・高齢者保健福祉推進10ヵ年戦略)」が策定されました。

 

新ゴールドプラン

 

新ゴールドプランでは、99年度末までの施設整備目標だけでなく、
寮母・介護職員20万人、ホームヘルパー17万人等、
福祉を支えるマンパワーの養成目標人数も具体的に提示され、
サービスの質に関する改善策として、24時間対応のホームヘルパーや
特別養護老人ホームの基準面積改善等も盛り込まれています。

 

ゴールドプラン21

 

1999年12月、新ゴールドプランの終了と
2000年の介護保険制度施行を目前として、
ゴールドプラン21が策定されています。

 

・ゴールドプラン21の基本的な目標とは

 

活力ある高齢者像の構築
高齢者の尊厳の確保と自立支援
支えあう地域社会の形成
利用者から信頼される介護サービスの確立

 

・ゴールドプラン21の具体的な施策とは

 

介護サービス基盤の整備
痴呆症高齢者支援対策の推進
元気高齢者づくり対策の推進
地域生活支援体制の整備
利用者保護と信頼できる介護サービスの育成
高齢者の保健福祉を支える社会的基礎の確立

 

ゴールドプラン21では、このような基本的な目標と
具体的施策を掲げていますが、
介護保険制度の導入と言う新たな状況を踏まえ、
状況によって適宜見直しがされています。

 

障害の3つのレベルとは

 

国連や世界保健機関(WHO)の提起によって1980年以降、
障害を3つのレベルで理解することが、
援助していく上で重要である事が認識されるようになりました。

 

そして、援助者は、対象者の3つのレベルのうち、
どの段階でどのような障害を抱えているのかを正確に認識し、
各レベルにおいて障害を最小限にとどめる可能性を探りながら
援助活動を実践していく事が必要です。

 

障害の3つのレベルとは以下のとおりです。

 

(1) 機能・形態障害(インペアメント)

 

   心身の病気や怪我の症状そのもののこと。

 

(2) 能力障害(ディスアビリティ)

 

   その障害のために、日常生活を送る上での更衣や動作の能力の低下が生じる事。

 

(3) 社会的不利(ハンディキャップ)

 

   機能・形態障害(インペアメント)や能力障害(ディスアビリティ)の結果、
  仕事に就くことができないなど、社会生活を送る上で不利益を受ける事。

 

運動機能障害とは

 

運動機能障害とは、
関節可動域、中枢神経系の神経統合機能、筋力、
筋の耐久力及び筋の協調性など、
身体の運動に関係している器官の働きが悪くなったり、
或いは動かなくなる事で生じる
運動に関する機能の障害のことをいいます。

 

運動機能障害は、肢体不自由につながります。

 

肢体不自由者

 

肢体(四肢と体幹)に機能障害のある人のことを、
肢体不自由者といいます。

 

身体障害のひとつとして、
身体障害者福祉法で規定されています。

 

・肢体不自由者の分類

 

四肢変形拘縮、四肢麻痺、片側上下肢麻痺、両上肢麻痺、両下肢麻痺、
両上肢切断、両下肢切断、片下肢切断、股関節変形・固定、平衡機能障害、
重度体幹機能障害、体幹機能障害などがあります。

 

麻痺とは

 

麻痺とは、神経や筋肉が原因の運動機能障害のことです。

 

麻痺の発生分布から、半身麻痺、四肢麻痺、対麻痺などというように
分類されます。

 

・半身麻痺

 

半身麻痺は、片麻痺ともいいます。

 

右半身または左半身の上肢・下肢の麻痺を指します。

 

・四肢麻痺

 

四肢麻痺は、四肢(両上下肢)の運動、知覚麻痺のことをいいます。

 

・対麻痺

 

対麻痺(ついまひ)は、左右の上肢或いは下肢における
対称性の麻痺のことを言います。

 

正式には、上肢における対称性の麻痺を「上対麻痺」、
下肢における対称性の麻痺を「下対麻痺」といいますが、
通常は、下対麻痺のことを「対麻痺」と呼んでいます。

 

機能障害(インペアメント)

 

機能障害(インペアメント)とは、心身の働き、あるいは器官に
異常が生じ、それが長期間ないし永久に続く状態を指します。

 

 

機能訓練とは

 

機能訓練とは、病気などによって損なわれた身体機能や、
麻痺、拘縮などの障害に対して、
その機能を維持、または改善させる訓練の事です。

 

機能回復訓練ともいいます。

 

機能訓練(機能回復訓練)では、筋力の増強、
持久力の増加、筋の協調性の獲得、
関節可動域の維持や改善、運動速度の増大等を目的として行います。

 

理学療法とは

 

理学療法は、原則として理学療法士によって行われる療法の事です。

 

体に障害のある人に対し、運動紹介の回復や改善を図るため、
歩行訓練などの運動療法、マッサージ、温熱、寒冷療法などの
物理療法とを組み合わせて行われます。

 

・運動療法

 

運動療法は、関節可動域の維持や拡大、筋力増強に役立つ治療体操や、
歩行訓練などを含みます。

 

障害に応じて、多目的の運動療法が処方されます。

 

・物理療法

 

物理療法は、運動療法の捕助手段として行われる事が多い療法です。